岩田家の犬山焼・茶道具・日本画等を所蔵する美術館です。
混構造(木造+RC造)となっており、木造部分の外壁である
ベイスギ板は古(いにしえ)の渋さを表現した色合いです。
企画展示室は多目的な室内利用も想定しており、
壁面展示ケースは障子を閉めて行灯照明に変化します。
犬山焼絵付け教室も開催される2階の書斎カフェには
壁一面の大書棚があり蔵書に囲まれて喫茶が楽しめます。
また、室内随所の気品溢れる粋な照明・建具等の一部は
施主自身の骨董商への買付けによって賄われました。
自分自身、審美眼というものを教えて頂いた建物でした。