上原設計 [ funzmile（ファンズマイル） ] は名古屋市北区杉栄町にある一級建築士事務所です。

今月より着工する建物のご紹介。

その名は、岩田洗心館（いわたせんしんかん）です。

茶道具や書画等を展示している、
犬山市にある美術博物館の建替え計画です。

僕が大学時代より兄のように慕う
まち楽房（マチラボ）の加藤武志さんに
声を掛けていただき、
「連立」
・・・じゃなくて、
「チーム」を組んで計画は進んできました。

岩田洗心館の新館オープンは
2011年の春の予定です。

展示準備期間もありますので、
「5月末」
・・・じゃなくて、
「12月末」までには竣工する計画です。

今後もこのブログで、
岩田洗心館の魅力や、
現場ネタなどを紹介していければと思っています。

これがファンズマイル（上原設計）の
「マニフェスト」
・・・じゃなくて、
「目標」です。

どうも、久しぶりの更新です。

少しブログをサボっている間に、
住宅エコポイントの申請がスタートしました。

住宅エコポイント事務局ホームページ
http://jutaku.eco-points.jp

建物であれ、
家電であれ、
自動車であれ、
地球環境保全につながるならば大賛成です。

”もったいないことをしない”と、
小さい頃から教えられてきた僕ら日本人。
エコにはやっぱり心が動かされますよね。

でも、この「エコ」って言葉、
最近ちょっとやかましく聞こえません？

このマークが世に出始めた頃って、
今より「エコ」って響きに
もっとメッセージ性を感じましたが、
最近は商品のセールスコピーに聞こえるんですよね。

ある鍋焼うどんのCMなんて
「IH対応でエコに優しく、、、」って。

IHコンロがなぜエコなの？
ガスでもいいじゃん。

それに、
エコに優しいじゃなくて
地球に優しいエコでしょ！

・・・とは言え、
住宅エコポイント制度は活用しますよ。

何だかんだ言っても、
お得な制度を使わないなんて、
もったいないですもんね。

設計の仕事は時折、
オーケストラの指揮者に例えられます。

指揮者はステージで、
楽器演奏をするわけではありませんが、
全てのパートを把握し、
各奏者のバランスをとったり、
楽曲のコントラストをつけたりしながら、
コンサートをまとめ上げます。

設計者も然り、
現場作業ををするわけではありませんが、
全ての工程を把握し、
施主の意向をくみとったり、
図面でコンセプトを形づけたりしながら、
建物をまとめ上げます。

両者とも、
音楽であり、建築であり、
まとめ上げることが重要なんですね。

うん。
我ながらイイ事を言った。

気分がいいので、
先日行ったコンサートの話でも。

”アマテュール室内管弦楽団”の定期演奏会。
私の兄貴夫婦が所属していることもあり、
毎年、聴きに行ってます。

今年はソリストに
バイオリン奏者のゲストを迎え、
目を閉じて美しい音色に耳をすませば、
クラシック音楽に疎い私でも紳士気分に。

ちなみに”アマテュール”の特徴は、
指揮者がいないこと。

一人一人が気持ちを合わせて、
その演奏で観客を魅了する、
アンサンブルオーケストラです。

たとえ、指揮者がいなくとも・・・。

んっ？！

指揮者がいなくとも・・・って。
前半と後半で話が合わないや。

・・・今日はブログの文章を、
まとめ上げることができませんでした。

このタイトル、
何の数字か解かります？

ヒントは、
最初に20をつけると・・・

”2010 02 03”

・・・ってことで
正解は本日の日付でした。

PCでデータファイルの保存時に
日付をつけて過去のデータと区別する。
（”平面図100203”みたいに。）

よくやる方法ですが、
今年に入ってなんだかしっくりこない。

例えば
2006年3月18日なら”060318”。
うん、しっくりくる。

”06年”が2006年ってことは、わかるけど、
”10年”が2010年ってことは、わかりにくい。
（「平成10年」って思っちゃう。）

ただの慣れの問題でしょうか。

結局、2020年には同じこと言ってたりして、、、。

まあ、来年以降の話は
このへんでやめときましょう。

今日は”100203”で節分の日。
鬼が笑うといけないので・・・。

昨日、行われたasahiの住宅見学会。
終了後には施主検査を行い、
いよいよゴールが見えてきました。

計画当初より施主の奥様の最大要望は、
「家族を常に見渡せること」･･･でありました。

そこで奥様の居場所となる家事カウンターを、
キッチンに並ばせてリビングに配置しました。

食事⇔家事のホットラインの完成です。
さらに横には⇒洗面⇒洗濯スペースとつながります。

この家事カウンター。
少し仕掛けがありまして・・・

天板の一部を開くと鏡台に・・・。
まさに奥様のための家ですね。

自分の書斎スペースよりも、
このプランを優先した施主の旦那さん。

かっこよすぎます。